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人間の悩みはすべて人間関係にある。
大雑把な表現ではある。アドラーさん
詳細にアドラーさんの考えを突き詰めて行くと、行きつく先はそうなるのかもしれない。
最近、仕事の悩みを相談された。その方も行きつく先は人間関係だった。
兎角、人間は他人と自分を比較したがる性質がある。
あの人と比べて自分は・・・。あの家と比べて・・・。あそこの家の子と比べてうちの子は・・・。あの人の職業と比べて自分の仕事は・・・。
「比べて」、「比べて」比べて星人なのである。
「そこから脱したい!」とまあ誰しも一度は考える、これもまた人。
『自分は自分』『自分をしっかり持って』
色々と励ましの言葉を昔から聞いてきた。
読経のように繰り返すもいまだ自分にはしっくりきていない。
いずれその事を考えるのを忘れて、いつかまた開くであろうその日までそのパンドラの箱は閉ざされていく。
比べて星人の悩みはその繰り返しであるように思う。
人は一人では生きていけない。どうしても集団に属する必要がある。
属せばそこに悩みは生まれてしまう。
それはもうどうしようもないことで
アドラーさんは
他者信頼
他者貢献
自己受容
この3つが集団(共同体)で生き抜くために必要だと言っている。
詳しいことは割愛するがなかなかハードルが高いように感じる。
最後に「しあわせって何をもってしあわせなんだろう」と参加者の一人が発言された。
皆さんこぞって「それは人それぞれだよね!」という趣旨の答えを返さていた。
皆さんやっぱりわかっている。
『比べる星人の虚無感』
テレビであるロックンローラーが言っていた。
「男の顔はその人の人生を刻む。しわだって、はげだって、白髪だって、このしわを刻むのに俺がどれだけやってきたか・・・・。もっと深く刻みたいよ!」みたいな事。
しわだって、はげだって、白髪だって他人と比べると恰好悪いと思ってしまう。
今の自分にはこんな感じの伝え方の方がしっくりとくる。
「人間の悩みはすべて人間関係にある。」
人間関係なのか・・・? 自分の中になのか・・・?